成績不振の中学生にとって、 英検や模試の 英語のリスニング 、苦手な人が多いのではないでしょうか。 英検や模試の英語のリスニング 対策として、よく、NHKラジオの英語講座を聞くとよい、とか言われてますよね。確かにとても素晴らしいプログラムなのですが、なかなかどうして、続けるのが難しい。まして、成績不振の中学生にとって、学校の勉強以外に別の勉強をする、というのはなかなかハードルが高いというものです。
そこで、ここでは、 英検や模試の 英語のリスニング 対策として、教科書を活用したリスニング対策について紹介します。
英検や模試の 英語のリスニング の対策 教科書を活用
教科書の重要性
勉強苦手な、成績不振の中学生にとって、まずすべきことは学校の授業を理解し、成績アップを図ることです。学校の授業を理解し、成績がアップすれば、自然と勉強に対する姿勢が前向きになります。従って、英語の勉強としては、学校の授業の復習や定期試験対策が最も重要な内容となります。
普段の英語の授業の復習や定期試験対策は、以下で紹介していますので、興味のある方はチェックしてみください。
中学生のための英語の勉強法 通常授業から定期試験対策まで 成績不振の中学生向け
英検や模試の 英語のリスニング 対策 なぜ教科書が有効なのか
そして、肝心な、英検や模試の英語のリスニング対策 。
これはなかなか難しい課題です。
よく、英語をたくさん聞きましょう、といいますが、例えば、NHKラジオの英語講座をただ漠然と聞いててもなかなか効果があがりません。
そこで、勉強苦手な、成績不振の中学生にとって最も良い教材は、やはり、
教科書
です。
学校で配られる教科書。
これは、英単語、英文法、会話表現、文章表現など、中学の各学年のレベルで必要とされる内容のものが凝縮された、素晴らしい教材です。教科書をしっかりと理解して記憶し、そしてアウトプットする、これが最も効率の良い英語の勉強法だと私は思っています。中学生は１日の大半の時間を学校で過ごすわけですから、一部の優秀な生徒は別にして、一般的にいって、学校の授業を中心に学力向上の戦略を立てるべきだと思ってます。
ここで紹介する勉強法は、学校の教科書を中心にするものですから、それは必然的に学校の英語の成績アップにつながりやすいです。勉強が苦手な中学生、成績不振の中学生にとっては、まずは学校の成績を上げることが第一目標となりますから、この教科書を中心とした勉強法は、理にかなっていると思います。
教科書の英文の、単語の意味、文法事項の理解、英文の日本語訳、などをした後、最終的にはその英文を覚える、ということが重要です。
たとえば、以下のような英文があったとします。
My mother gave me a chocolate this morning.
(今朝、私のお母さんは私にチョコレートをくれました)
この英文をしっかり理解し覚えていれば、その文法や表現方法を活用して、
例えば英作文で、
昨日、私は彼女にプレゼントをあげました という日本語を
I gave her a present yesterday.
というふうに英語に訳すことができるはずです。
そして、教科書の英文に対応したリスニング教材を何度も聞き、物まねできるくらいになっていると、その一連の英単語の、ネイティヴの発音の仕方が耳に入っているので、同じ単語や表現がでてきたとき、聞き取ることができるようになります。
この、
聞き取る
ということ。
これは、知らない単語であればもちろん聞き取れませんし、意味もつかめません。従って、この対策としては、普段から単語を覚えていくしかありません。基本的な単語、つまり教科書に出てくる単語をしっかり覚える、ということです。これについては、授業の復習や、定期試験前の対策でしっかり覚えていくようにしましょう。
その方法については、上での紹介しましたが、下記を参考にしてみてください。
中学生のための英語の勉強法 通常授業から定期試験対策まで 成績不振の中学生向け
ここで意外と見過ごされやすいのは、知ってる単語でも、ネイティブの発音方法を知らなければ聞き取ることが難しい、ということです。
日本人の発音ではなく、ネイティブの発音でしっかり聞き、その発音を覚える
ということが大事なのです。
その意味で、教科書の英文について、ネイティブの朗読を何度も聞き、その発音をしっかり聞き、覚え、物まねし、自分で言えるようにする、という方法は、リスニング対策として非常に有効なのです。
英検や模試の 英語のリスニング 対策 教科書を活用したリスニング対策の具体的な方法
それでは、ここでは、その、教科書を活用したリスニング対策の具体的な方法について紹介します。
以前、英検や模試の英語の長文対策ということで、教科書を使って学校の授業の予習をする、という提言を以下のような紹介をしました。
英検や模試の 英語の長文問題 対策について 成績不振の中学生のための勉強法
そこでは、初見の問題への練習ということで、予習をすることを提言しています。
それでは、リスニング対策としてはどうでしょうか。
・予習の段階でネイティブの朗読を聞く？
→ 成績優秀者でない限りその必要はありません。
リスニング対策も、初見の問題の練習、としてこだわる場合、この予習の段階で、まず、リスニング対策としてネイティブの朗読を聞く、ということがあげられますが、これは結構上級者向けです。教科書の英文は、リスニングとしてはレベルが高いからです。
従って、成績優秀者でない限り、やる必要はありません。勉強苦手、あるいは成績不振の中学生は、復習中心でよいです。
英検や模試の 英語のリスニング対策 具体的な方法
英検や模試の 英語のリスニング対策の、具体的な方法についてここでは紹介します。
それは、大まかに言うと、
復習の時、最後にネイティブの朗読を３回聞く
です。
通常授業の復習の仕方については、以下に紹介してますので、興味のある方はチェックしてみてください。
中学生のための英語の勉強法 通常授業から定期試験対策まで 成績不振の中学生向け
上記の、通常授業の復習をすると、教科書のその日にやった英文が言えるようになってると思います。
そのあとに、リスニング対策をします。
それは、
教科書に対応した部分の、ネイティブの朗読を聞く
ということです。
各教科書には、ネイティブの朗読が納められたCDが販売されています。あるいは、教科書の各ページに該当する部分の朗読が納められたWebに飛ぶQRコードがあると思いますので、それらを活用します。
その際
- １回目はただ聞く
- ２回目は、文章の区切りで一旦とめ、発音をまねて発音する。この際、できるだけ物まね芸人のように、ネイティブの発生をそのまんま物まねするようにしてみましょう。
- ３回目は、シャドウイングといって、ネイティブの声に合わせて、上からかぶせ気味に発音する、ということをやります。
上記のように、３回くらい回せるといいです。
この際、上にも書きましたが、
物まねする
というのがポイントです。
これが、日本人英語ではなく、ネイティブが使っている、生きた英語です。リスニングの試験で流れてくる英語の発音です。
この発音、言い回し、を物まねし、頭に叩き込むのです。もしこの復習の段階で、聞き取れないとすると、それは知っている単語なのに聞き取れてない、ということ。つまり、ネイティブが発音することによって、認識できなくなってしまってる、ということです。この時は、こうやって発音するのか、とか、単語と単語のつなぎ目はこのような感じで一部省略するような感じで発音するんだ、とか、発見があると思いますので、そこをしっかり聞き、物まねして練習しましょう。
こういうことの積み重ねで、リスニング力を上達させることができます。
英検や模試の 英語のリスニング 教科書の物まねで向上を
もちろん、これがリスニング対策のすべてではありませんが、勉強苦手な中学生、成績不振の中学生にとって、まずは学校の成績を上げることが最優先となるでしょうから、教科書の暗唱の一助となる、このリスニング対策は、やって損はありませんし、新たな教材をやる、という負担もないので、取組みやすい方法かと思います。
復習として、教科書のリスニング教材を聞く、ということが、リスニング対策にもなりますので、あまり労力をかけず、リスニング対策をしたい、という中学生の方は、ぜひ試してみてください。
また、教科書中心に勉強する場合、進研ゼミの中学講座は、学校の教科書や進度に合わせた教材が毎月送られてきます。これと一緒に進めると更にパワーアップできます。そのやり方については、以下に紹介してますので、興味のある方はチェックしてみください。
成績アップできた！ 成績不振の中学生のための勉強法 進研ゼミの英語 のやり方
成績アップできた！ 成績不成績アップ できた！ 成績不振の中学生のための勉強法 を紹介 進研ゼミ
また、基本的な教材を繰り返し練習する、というのは、何かをマスターする際の極意です。基本的な教材を繰り返し勉強する、繰り返し学習法についても、下記に紹介していますので、興味のある方はチェックしてみてください。
成績不振 の 中学生 が 成績アップ する 勉強法 を紹介 繰り返し学習法
また、英検の取得を考えている中学生は、以下にその勉強法を紹介してますので、興味のある方はチェックしてみてください。学校の勉強が軌道に乗ってきたら、英検の取得を考えてみるといいと思います。英語力のアップを図ると同時に、高校受験の際にも役立ちます、
中学生 のための 英検対策法 について紹介 英検対策 で 英語力 アップ を！
勉強は、やり方を間違えなければ誰でも得意になれます。あきらめずに頑張りましょう。
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