勉強苦手あるいは勉強嫌い、あるいは成績不振の 中学生 が 成績 を上げたい、と考えたとき、打つ手としては、塾 か 通信教育 か という選択肢が浮かびますよね。今回は、我が子の 塾 の 体験談 をご紹介します。集団 塾 の 体験談 です。
塾 か 通信教育 か、それぞれの一般的な概要やメリット・デメリットについては、下記にまとめを掲載してますので、興味のある方はチェックしてみてください。
私には二人の子供がおり、その二人で、集団塾、個別塾、通信教育、すべてを体験してます。
今回は、そのうち、集団塾の体験談を紹介したいと思います。今後の参考になると幸いです。
中学生のための勉強法 集団 中学生 の 塾 の 体験談

集団 塾 に通うことになる経緯
上の子が、中2の後半から近所の割と大手の集団塾に通いました。上の子は運動系の部活+運動系の地域のクラブチームでの活動、をおこなっており、勉強以外の活動が忙しい状況でした。その時の成績は、オール4,といった感じでした。それほど一生懸命勉強をしている状況ではありませんでしたが、まあまあな成績かな、と思っていました。
そんな上の子ですが、中2の後半になると、周りの子が塾に行き始める子が多く、本人も行きたがるようになりました。おそらく、自分も行かないと皆から遅れを取ってしまうのでは、という焦りがあったのでしょう。私は、その時点で成績が特別良いわけでもありませんでしたが、悪くもなかったし、運動を一生懸命していたので、行く必要はない、といいましたが、本人が行きたがったため、近所の大手の塾の一つに行かせることとしました。
集団 塾 に通い始めて
その塾は、地域の子が多く通っている比較的大規模の塾で、最上位クラスから最下位クラスまで、8クラスくらいある塾でした。我が子は中位のクラスに入りました。中2の頃は英数のみでしたが、中3になると全科目を受講するよう進められました。私は英数のみでいいと思ってましたが、塾のデフォルトは全科目となっていて、我が子も、みんなが全科目通っているので自分もやりたい、と言ってきかず、全科目を受けることとなりました。これにより週に5日程度通うこととなります。
この塾では、通常授業のほか、春期講習、夏期講習、夏季合宿、冬期講習、冬期合宿、などの特別講習が組まれており、必然的に通うこととなります。
集団塾は1講座の単価は個別塾に比べて安いですが、結局多くの講座をとることとなり、年間に払う授業料は、塾の勧められるままにしていると、個別塾に負けないものとなってしまいます。結局、我が子の場合も、年間で100万円程度支払うこととなりました。
集団 塾 に通った成果
肝心の成果ですが、、、
正直にいうと、塾に入る前の方が良かったのでは、と思うほどです。成績的には、横ばいでしが、勉強時間の割に効果がなかった、という感想です。

何故集団塾では成果がなかったのか?
何故、集団塾に週5通い、多くの時間を費やしたのに成績が上がらなかったのでしょうか?
ここから先は我が子の状況を見ての私なりの分析です。
集団塾の問題点(我が家の場合)
- 受け身の授業中心
- 自分の頭で考えるアウトプットの時間がない
塾は教材が過剰なのではと感じます。1日3時間程度授業がありましたが、ほとんど受け身の授業でした。宿題がアウトプットの場となりますが、やることが多すぎて、自分の頭で考える十分な時間はなく、流れ作業のような感じになっているようでした。多くの問題をかじる経験は多くなりますが、本質的な意味で理解できてるとは言い難い感じです。

- やることが多すぎて消化不良
新しい教材、新しい問題、を次々に流れてくる、といった感じで、きちんと身につかない消化不良の状態で次に進んでしまっているようでした。

元々成績が良い子はそれでも伸びていくでしょう。しかし、中位・下位の生徒は、消化不良気味で次に進んでしまうため、各単元について中途半端な理解のまま終わり、きちんと身についていない状況となります。ただ、何となくは問題を解いた経験は多くあるのでできるときもあり、試験では、たまたまできたりできなかったりで、安定しない結果が出てきます。たまたまできたときは良い成績、出来なかったときは悪い成績、といった具合です。根本的には理解できてないけど、似たような問題を解いた経験は多数あるので、できるときもある、といったイメージですね。
最終的な我が子(上の子)の高校進学に関する選択
最終的に、この上の子は、塾に入った中2後半と、中3最後の成績は、ほとんど変わりませんでした。多くの時間を塾に費やし(費用も!)、多くの時間を勉強に費やしているにもかかわらず成績が上がらない、という状況であったため、受験期の頃には、我が子は精神的に追い詰められてたように感じました。

この子は、最終的には、学校推薦をもらい、中堅私立高校に進学することとなります。この学校の、ちょっと特殊なコースに進むことを自分で選択しました。本人なりの考えがあってのことだったと信じてますが、受験期の頃に成績不振で追い詰められていたことが全く関係なかったとは言えないと私は思ってます。
ただ、結果的には、我が子はその私立高校で充実した高校生活を終え、大学受験も成功した、ということは付け加えておきたいと思います。高校受験はあまりうまくいかなかったのでは、とその当時、私はひそかに思っていましたが、その高校は我が子と相性が良く、高校生活及び大学受験はうまくいったので、結果オーライです。何がどう転ぶかわかりませんね。

高校受験はあくまでも通過点です。仮に高校受験がうまくいかなかったとしても、それですべてが決まるというわけではない、ということを体現した感じがします。
高校受験がうまくいくことに越したことはありませんが、仮にうまくいかなかったとしても、その後は自分次第でどうにでもなる、ということかなと思います。
次回以降、個別塾、通信教育(進研ゼミ)の体験談を掲載しますので、興味のある方はそちらもチェックしてみてください。参考になれば幸いです。
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